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メタボリックシンドロームと血圧

内臓脂肪が過剰に蓄積されると、それらのサイトカインの分泌が異常発生し、血糖値や中性脂肪などの血清脂質、血圧が高くなりやすくなるのです。そして結果として、高脂血症や糖尿病や高血圧が起きるのです。また、サラサラ血液をドロドロ血液にするといった血液を固まりやすくするサイトカインも分泌されることから、血管内にできる血の塊の血栓ができやすくなってしまって、脳梗塞や心筋梗塞などの発作の可能性が高くなるのです。

メタボリックシンドロームとは、これらのいくつかの生活習慣病がたまたま同時期に一人の人に起こるのではなくて、過剰に溜まりすぎた内臓脂肪という一つの原因から、様々な病気が起きてくるといった状態なのです。注意しなければいけないのは、それぞれの病気を一つ一つの単独で解釈すると、治療がすぐに必要であるほど悪い状態ではないことが最も多いということです。「少し悪い」程度の状態なのに、それがいくつか寄り集まるため、血管にとんでもない負担がかかるのです。

高脂血症や糖尿病や高血圧などを、それぞれ単独で別の病気として治療を行う今までの考えかたでは、どの病気も軽症だからといって放っておかれることとなるのです。そのような状態を放っておかずに、しっかりと食事や毎日の適度な運動療法などの予防的な治療を行っていく必要性が認識されたたことで、メタボリックシントロームの診断基準が作られたのです。メタボリックシンドロームからなるいくつかの生活習慣病を治療するには、原因の根本的な部分である内臓脂肪型肥満を解消することが何よりも大切なのです。

このとき、必ずしも減量にこだわる必要はないでしょう。もちろん体重を減らすことで内臓脂肪は減少しますが、体重を減らさなくても内臓脂肪を減らすことが可能なのです。内臓脂肪が減少する目安となるのは、ウエストサイズです。逆から考えると、一見太っているように見えなくてもウエストサイズが大きい場合は隠れ肥満であり、内臓脂肪型肥満の可能性がとても高いので、ウエストサイズを小さくする必要があるのです。

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