近年では、メタボリックシンドロームの改善や予防に対して杜仲茶の効果に関した記事をよくみます。杜仲茶には、血管を柔軟にすることで若返らせる効果、内臓脂肪が体内に溜まることを抑えてなおかつ減らす効果が報告されました。小林製薬の情報によりますと、健康茶の素材でもある杜仲(トチュウ)の葉には、人の内臓脂肪を減少させる効き目があることが確認されたそうです。
1日当たり10人の被験者が桑の葉エキス224ミリグラムと、杜仲葉エキスを1500ミリグラムと、粉末を600ミリグラムを2カ月間摂取しました。その結果、内臓脂肪面積は10人中7人が減少したのです。平均するとその効果は摂取前より減った数が7%です。35%減の人もいたということです。また、生後8週間のネズミに飲料水として、5パーセントの杜仲茶か、または水のいずれかを8週間自由に飲ませた後、ネズミの腸間膜動脈の反応を測ったのです。水を飲んでいた方のネズミは、ほぼ弛緩反応がみられませんでしたが、杜仲茶を与えていたネズミの方では弛緩反応が確認されたということです。
このことにより、杜仲葉エキスによっての血管の老化を抑える作用の血管弛緩の効果がみられたのです。さらに、えさの実験結果はというと、杜仲茶を含んだ餌を与えたネズミと高脂肪食のみで出来た餌を与えたネズミとの比較では、体重と内臓脂肪が増えることを抑える作用、アデポネクチンの分泌促進といって動脈硬化を防ぐ効果のある作用、インスリン量の血糖値の増加を伴わない低下の効果が確認されているのです。
次の杜仲茶の実験では、12週間正常範囲内で高い血圧の人と軽度高血圧の人と合わせて42人の被験者が、杜仲茶に含まれているゲニポシド酸80ミリグラムの杜仲茶配糖体を含む飲料を飲用したところ、プラセボの擬似茶飲料の人々と比較して、高いほうの収縮期血圧が10.9mm Hg低くなり、低いほうの拡張期血圧が6.0mm Hg下がりました。4週間、7.5パーセントの杜仲茶エキスを餌に加えて与えたネズミと、高脂肪食だけを与えたネズミとの比較では、コレステロール値と中性脂肪値の低下がみられたのです。